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第17回 三浦一馬・
石田泰尚&山田武彦



こんにちは!お久しぶり!とアイメイトもご挨拶 洗面台にあごをのせて蛇口の場所を教えます
初めての体験歩行
アイマスクをして、障害物として置かれた椅子をよけて歩きました
トリオの熱い演奏をアイメイトも堪能しました

第17回アイメイトチャリティーコンサートは、「クラシックとタンゴのクロスオーバー」と題して、バンドネオン奏者の三浦一馬さん、ヴァイオリンの石田泰尚さん、ピアノの山田武彦さんをお迎えしました。

第一部は、ドビュッシー「月の光」、イベール「2つの間奏曲」、フォーレ「シシリエンヌ」、ドビュッシー「レントより遅く」、プーランク「城への招待状」という曲目で演奏が進みました。

気分を変えて第二部冒頭のアイメイトコーナーでは、初企画「アイメイトとの体験歩行」を実施しました。例年アイメイト候補生やリタイアしたアイメイトたちがロビーでご挨拶や募金活動など広報活動をしておりますが、現役で働くアイメイトの様子をもっと身近に感じて頂こうと今回の企画を考えました。
希望者の方がたくさん手を挙げてくださり、アイメイトへの関心を強く感じることができました。
アイメイト協会の訓練士の方、訓練中の2頭のアイメイトたちのリードのもと、アイマスクをしての体験歩行を希望なさる会場のお客様3名の方にステージに上がっていただきました。みなさん初めてとは思えないほどアイメイトを信頼し上手に歩かれており、客席にいらした方々も驚かれていました。
また体験歩行中、ステージ上でステイをして微動だにしなかったもう一頭のアイメイトの姿も話題になっていたようです。

第二部では、ピアソラ「天使のイントロダクション」、ピアソラ・スール「愛への帰還」、マルコーニ「モーダ・タンゴ」、マルコーニ「ソプレ・イマヘネス」、ピアソラ「ブエノスアイレスの冬」、ピアソラ「タンガータ」と続き、クラッシックとタンゴのクロスオーバーが完成へと導かれました。3人の奏でる音楽は、クラシックとタンゴの見事な融合だけにとどまらず、ホール満員のお客さまとアイメイトによって繋がった方たちをもクロスオーバーさせてしまったようでした。会場全体が高揚感と一体感に包まれてコンサートは幕を下ろしました。
音楽が、そこに存在するすべてを纏めあげる瞬間に立ち合えたことは、コンサート運営委員にとっては嬉しいかぎりでした。このクロスオーバーの奇跡をもたらしてくださったお一人お一人に感謝いたします。

アイメイトの赤ちゃんたちのいのちを預かる方、仔犬の頃を愛情いっぱいに育てる方、人を信じて行動できるよう訓練する方、アイメイトとの絶大なる信頼関係の上に自立した生活を送るアイメイトユーザーの方、リタイアしたアイメイトたちが第二の人生を幸せに過ごせるよう家庭に迎え入れる方・・・アイメイトに関わる人がみんな一つになって繋がっていく様子が、当日広報活動に参加していたアイメイトたち、そして何より客席でコンサートを一緒に楽しんでいた現役アイメイトとユーザーさんたちから皆さまに伝わっていれば何よりも嬉しいことです。

来年2019年5月2日(木)みなとみらい大ホールにて開催される第18回アイメイトチャリティーコンサートは、「古川展生プロデュース スーパーチェロアンサンブル」です。実力派チェリストたちによる美しく豊かなチェロの調べをご堪能ください。来年も皆さま方のご来場をお待ちしております。

最後になりましたが、2018年のコンサート収益2,864,270円を公益財団法人アイメイト協会およびアイメイト協会同窓会(アイメイト使用者の会)に贈呈し、これまでの寄付総額は47,631,940円になりました。皆さまの深いご理解と継続的なご支援に対し、あらためて心より感謝申し上げます。

                           チャリティーコンサート運営委員会


横浜アイメイト支援基金