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第5回 辻井 伸行さん





写真:アイメイトコーナー 写真:辻井さんにオリジナルグッズの贈呈


第5回 辻井伸行のあいらぶコンサート

コンサートが終わってからお帰りになるお客様をホールの出口でお見送りしながら「今回も楽しんでいただけてよかった」と強く感じました。
受付係の私はホールの入口に初めから終わりまで詰めているので いつものことながら演奏を聴くこともできないし 会場の雰囲気も分からないのですが出ていらしたお客様の様子でそれを確信しました。皆さまがとても満ち足りた表情で 中には目を赤くしている方も大勢いらしたのです。「無事終わった」という安堵感と一緒に嬉しさがこみ上げてきました。
5年前に辻井伸行さんのコンサートをやりたいという仲間の思いで始まった「あい らぶコンサート」が続いて 5回を数えることになりました。そのときは辻井さんのご都合がつかなかったのですが 5回目にやっと私たちの最初の思いが実現したことになります。

「継続は力なり」という言葉の意味を今回ほど実感したことは今までにありません。4回のコンサートを経験して育っていった実行委員の鉄壁のチームワークのもとに 何を何時どのようにやるのかが少しずつ分かってきたので 気持ちに余裕を持って準備を進めることができました。
そこで念願だったコンサートのホームページを作ることになり 暮れから横須賀市民サポートセンターに通うことになりました。人呼んで「スカチーム」。(名誉のために言っておきますが“スカ”は横須賀の“スカ”であって他意はありません。)
落ちこぼれの私は 年配の先生が付きっきりで「アレをソコに入れて・・・」と指導してくださるのですが理解できなくて「“アレ”って何ですか?“ソコ”ってどこですか?」と 最後まで先生方の“指示代名詞症候群”に悩まされ続けました。しかし他の3人のメンバーと強力な助っ人Nさんのアシストにより 私たちのホームページがとうとう完成したのです。

また今回は横浜市に加え鎌倉市の後援名義の使用許可もいただき 鎌倉市の広報にコンサートの紹介が掲載されました。
その他これまでの新聞社・テレビ局に加えて地元のいくつかのFM放送局にお知らせしましたところ 1ヶ月間1日4回コンサート情報を流し続けてくださった局 ホームページにリンクさせてくださった局 「あいらぶコンサート」のために30分間の番組を用意してくださった局(実行委員長と実行委員のKさんが出演)など期待していた以上の効果がありました。
日本テレビやテレビ神奈川 毎日新聞や読売新聞などにも取り上げていただいて徐々にではありますがコンサートの知名度が上がっているように感じています

当日は時間が飛ぶように過ぎていきます。あっという間に開演のドラがなりました。
グッズを買ってくださっている方も ロビーで広報犬に触っていたお客様もさっとお席について 定刻にコンサートは始まりました。第二部も同じでした。
そして最後の実行委員の撤収も余裕を持って時間内に終わりました。これは前回までの失敗を反省し 秘策(?)を練った結果です。ここでも「継続は力なり」が生きてきていました。 

終演後楽屋でお目にかかった辻井伸行さんは初々しい高校2年生でした。
仕事の合間に会場の中を映したモニターを見ていたとき耳に留まった「このコンサートの収益で生まれるアイメイトに会ってみたいです」という辻井さんの言葉が心に残っています。
ご家族の愛情に包まれて 優しい心と豊かな才能をお持ちのこのピアニストの更なる飛躍を願わずにはいられませんでした。

1,300人のお客様をお迎えしたコンサートは大過なく終わりました。
チケットの販売から当日のお手伝いまで すべて事情を分かってお助けくださるアイメイト後援会役員 そして小学生からお年寄りまでの総勢88人ものお手伝いスタッフ。中には実行委員よりもはるかに有能で手際のいい方もおいでです。この方々のご協力がなければ 私たち実行委員だけでは到底このような大きなコンサートを開催することは不可能でした。
そして忘れてならないのは チケットを買ってくださったお客さまです。「あい らぶコンサート」ではチケットを先にお送りして それから代金を振り込んでいただくことにしているのですが 代金はすべて振り込まれました。嫌なことの多い今の世の中で ここだけは別世界のような気がします。

コンサートにかかわってくださった皆さま 本当にありがとうございました。皆さまの温かいお心と惜しみないご協力のおかげで また「あい らぶ号」が誕生いたします。


横浜アイメイト支援基金