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第3回 川畠 成道さん






写真:アイメイトコーナー 写真:川畠さんとピアニストの寺嶋さんにグッズ贈呈


第3回川畠成道の「あい らぶ」コンサート
【初めての大ホール】


“チャリティーコンサートをゼロから自分たちで企画・主催してみたいね!”そんな恐いもの知らずのおばさんたちが集まって始めたこのコンサートも、今回で3回目を迎えました。しかも、今回から主催者として同窓会(アイメイト使用者の会)の皆さんにも加わっていただいて“みんなのコンサート”としての体裁も整い、ますます大張り切りのスタートとなりました。

さて、今回の冒険はなんといっても、今まで400〜500席のホールを借りていたのに、いきなり、なんと2000席の大ホールを借りたこと!!!(これは小ホールでは、出演料をお支払いできる収益がないので思い切って・・・)
そしてお迎えしたのは、今、日本のヴァイオリニストとして人気ナンバーワンの川畠成道さん!!恐いもの知らずもここまで来れば大したもの!!
1回目、2回目を成功させたとはいえ、いくらなんでも殆んど宣伝をしない私たちに2000枚はとても無理だよね・・・今回ばかりはさすがの私たちも少々弱気に・・・。そこで1階の1000余席だけを借りての販売スタートとなりました。
“今回の成功は何といってもチケットのセールスにかかってるわよ!!”みんなでその気になって第2回のチャリコン会場から始まった“先行予約”。

ところが・・・先行予約のチケットは、私たちの心配を物ともせず、予想をはるかに超えた売れ行き!!チケットやチラシが出揃った頃には“ねぇ、もういい席があんまりないような気がして、何だか売りにくいな〜”という声が実行委員の中から出始める始末!これには、川畠さんの人気に負うところもとても大きかったと思います。川畠さんのホームページにこのチャリコンのスケジュールが載るや否や、たくさんの電話が、遠くは弘前からもかかってきて私たちをびっくりさせました。
そんな中、とうとう2月中旬には2階席もオープンすることに決まりました。でも、これは私たちにとって、やはり、不安、苦渋の選択だったのです。2階席を開けるとホールの賃貸料はアップ、チケット・プログラムの増刷等にかかる費用・・・。それを回収するためには、500席分の販売をしなければなりません。その自信はある??でも、私たちとしては、たとえ収入面でのマイナスがあっても“ひとりでも、多くの方に来ていただきたいし少しでもいいお席で聴いていただきたい”そんな気持ちで2階席オープンを決定しました。
ところが、ここでも私たちの心配をよそにチケットは売れ続けました。チケット購入の電話は、コンサート当日私が家を出る直前まで鳴り続けました。


素人集団というのはどこまでも恐いもの知らずで、その上どこまでも心配が絶えないものです。
1400名のお客様に、そして30数頭の犬たちに、安全に気持ちよく過ごしていただくためにはどうすればいいんだろう??
広いホールではワンツー(犬の排泄)の場所も遠く、なんたって、駅からホールまでのちょっとした難しい誘導・・・、大勢のボランティアの配置・把握・仕事のマニュアル作り、休憩時間に殺到すると思われるグッズの販売、それに伴うグッズの搬入・・・などなど。
“こんなにたくさんのことを取りこぼしなくできるかしら・・・”“何かあったらどうしよう・・・”“点字のプログラムはどのくらい用意すれば足りるのかな?”と心配は後を絶ちません。
これだけのことをたった数回のミーティングで準備できたのは、毎晩のように飛び交うメール会議!パソコンのありがたさとチームワークのよさです!


さて当日、朝から雨だったはずの天気予報も私たちのバイタリティーに圧倒されたのか、お日様もちょっと顔を出して・・・。
会場入り口ではたくさんのアイメイトたちがお客様をお出迎え。来てくださった方たちの顔を見ていると、この犬たちのお迎えを目にしただけで、皆さんなにやら頬がゆるんで“ニッコリ”笑顔に。グッズの前に、広報活動犬の前にたくさんの人、人、人・・・。開演前からホールには和やかなムードが一杯に!!そんな空気を感じる余裕もなくスタッフたちの緊張した顔、顔・・・。
ドキドキ胸の高まる中、いよいよコンサートが始まりました。1曲目は春にふさわしいベートーヴェンの“スプリングソナタ”、先ほどまでの賑わいもどこへやら、し〜〜んと静まり返った会場に川畠さん特有の優しい、美しい音色が響いて人間も犬もみ〜〜んなうっとり!!

心地よい響きに包まれて、あっという間に第1部は終了、第2部へ・・・。2部の初めは、私たちのチャリコンで、すでにお馴染みになった“アイメイト・コーナー”。同窓会を代表して進行役に選ばれた八方順子さんとセーヌが、真っ暗になった会場客席からスポット・ライトをあびて登場!!(かっこいい!!)何度もリハーサルで練習したセーヌの“チェアーへのリード”もちょっと失敗があったけど、それがかえってご愛嬌。ここでも犬がステージの空気を和やかにしてくれて、川畠さんも楽しそうにトークに参加してくださって、八方さんとなかなかの名コンビぶりを発揮(八方さん、始まる前は心臓がバコバコいっていたのにすごい落ち着きぶり・・いや〜、お見事な司会ぶりでした!!)。幸運な抽選に当たったのは、遠く石川県から来てくださった森国さんとカトリーヌ。川畠さんの質問に答えてお話をしてくださった森国さんには、記念にピアニストの寺嶋さんが素敵な曲をプレゼントしてくださって、とてもよいアイメイト・コーナーになりました。
後半の演奏では、色とりどりの曲目で私たちをとりこにした川畠さん、「今日はぼくもとても気持ちよく弾けました」とおっしゃって3曲のアンコール。最後のグノーの“アヴェ・マリア”には会場のあちこちで感動の涙があふれて、初めから終わりまでほんとに素敵なコンサートでした。


後日、みなさんから届いた“よかった、よかった”の嬉しい感想。
お礼のお電話をかけた川畠さんの音楽事務所からも“私たちには企画したいと思ってもできないコンサート、客席の温かさがステージにも伝わってきて、本人もとても気持ちよく演奏できたと喜んでいました”と。なんて嬉しいメッセージ!!やったー、ほんとによかったね。嬉しいなぁ!
後援会の方々に加えてそのご家族やお友達、そして若い中学、高校生の皆さんなど、延べ80名にわたるボランティアのみなさん。
鹿児島、福岡、石川、福島、静岡、埼玉など、遠方から聴きに来てくださった同窓会の方たち、積極的にご協力くださった同窓会の方たち。
チケット販売の電話の向こう側から聞こえてくる大勢の方たちのアイメイトに対する温かいお気持ち。“1400枚のチケットが振込用紙と一緒に送られたにもかかわらず、1枚の取りこぼしもなく納められたチケット代金”ここにも私たちチャリティーコンサートに対する皆様のご理解とご協力の凄さが現れているようで。これは私たちに感謝と励ましの気持ちを与えてくれました。

皆様には言い尽くせない感謝の気持ちを、この場をお借りしてお伝えしたいと思います。
そして私たちは第4回のチャリコンへ向かってスタートしています。2004年4月24日みなとみらい小ホールで開催することに決まりました。演奏は日本を代表するフォルクローレのグループ“MAYA”です。
第3回の川畠さんの出演交渉は福岡での川畠さんのコンサートに出かけた同窓会の方が“アイメイトのために是非チャリティーコンサートをお願いします”と言ってくださったのが始まりでした。
そして第4回も同窓会の方が先頭に立って出演交渉をしてくださっています。
“みんなで作る、みんなのコンサート”を目指して、まだ参加されていない後援会のみなさんも是非どうぞお力をお貸しくださ〜〜い。
                                        


横浜アイメイト支援基金